2階からケブラーダ

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グレイテストショーマンはマイノリティを救うのか

推しが激推ししてたので「グレイテストショーマン」を見てきました。

 

www.foxmovies-jp.com

結論から言うと…面白かった。面白かったけれど、なんか喉に小骨が引っかかったような違和感があったのでそれについて書こうかと。

 

どんなお話なの?

詳しいあらすじは公式サイトにまかせるとして、ざっくりと説明すると、会社が倒産して仕事がなくなった主人公(ヒュージャックマン)が借金して奇人・変人を集めて見世物小屋を作って一儲けしようとする。紆余曲折あって最後はハッピーエンドで終わるっっていうお話。

何が面白かった?

ミュージカルシーンがすごい。あらすじで書いたとおり、登場人物が普通の人より異様に背が低かったり高かったり、すごい痩せてたり太ってたり、全身毛むくじゃらだったり全身入れ墨だらけだったり、いろんな身体的特徴のせいでマイノリティにならざるをえなかった人がたくさん出てくる。そんな登場人物が高らかに歌い上げるシーンはまさに圧巻の一言。個々のシーンだけでも劇場でぜひ見てほしいってくらい画的なインパクトがものすごい。

またこのシーンで歌われる「This is Me」という楽曲がまたすごいいい曲。

www.youtube.com

うん、やっぱり何度見てもこう心にガッ!とくる感じが心地良い。

アレ?って感じたこと

タイトルにもある通りこの映画はショー、つまり見世物。物語の根幹もいわゆるマイノリティの人々を集めてショーをこ行うことを軸に進行していく。まさにそこが自分のひっかかったところで、そういう人を見世物小屋に集めてお金儲けにするってどうなのよと。奇人変人と周りから見られるのが嫌で他人の視線を避けていた人たちをステージに上げて、奇異の目に晒すっていうやり方は手放しで賛成出来ないなと見てて思ってしまった。

でも面白いから見に行ったほうがいい

エンターテイメントは生きていく上で絶対必要ではない。でも笑顔で生きていきたいなら必要だ。そんな前向きな気持にさせてくれるいい映画だと思う。機会があったら二回目見に行きたいなぁ。